おれの日記

思いつき記録

病んでたときのことを書く

かきまーす。


具体的な時期を言うと中3〜高1です。特に高1の1学期。

中3のときはクラス内の人間関係が少し複雑だったため、厄介事に巻き込まれないため極力クラスメイトとの関わりを避けていました。というか特定の人物に対して興味や好意が無いことを明確に示す必要があり、その人物だけを避けるのは不自然なのでシャットアウトしていたという感じです。今思うと色々な人に失礼な態度を取っていたかなあと思います(ごめんなさい)。こんな感じで書いてますが、自分のこの態度がクラスメイトの反感を買って暴言を吐かれたりもして、ちょっと辛いなあ、なんでこんなことしてるんだろうと思うこともありました。まあ実際に私は問題に巻き込まれることなく卒業に漕ぎ着けたので、その点はGJ!という感じです。自己防衛。

しかし、これが高1の鬱期の地盤となってしまいます。誰とも会話をしない。話しかけられても冷たく対応する。自分に関わろうとする人に対してあからさまに嫌な顔をする。私のこのキャラは多少なりとも固定されてしまい、私自身も他人に心を開かないようになっていました。

ここで追い打ちがかかります。数学Iはそこそこ高得点だったのですが、数学A(担当教員:R.S.)の定期試験で赤点をとってしまいます。私は数学自体は嫌いではなかったものの、小学校低学年時から算数においてケアレスミス(求める値を間違える、数字を書き間違える、計算ミスをするなど)が尋常ではないくらい多く、テストで点数が低いのはだいたい算数や数学でした。(余談ですが、数学の問題を解くことは私にとってレジ打ちの作業に似ています。数学が得意な人はレジ打ちもきっと得意でしょう)さらにこの試験の問題は、全て問題集から出題されたものでした。そのため平均点が高く、難易度が低いとみなされ私は当時の担任に完全に目をつけられてしまいます。私は初見の問題だと注意深くなるようなのですが、見たことのある問題を解くときは油断するせいかケアレスミスが多くなります。そしてこの試験後にはお泊り会が控えていて、正直浮かれていました。それもありいつも以上にケアレスミスを連発してしまいます。試験中、何度計算しても答えが合わずものすごく焦っていた記憶があります。この定期試験以降、模試の数学の成績が悪くなかったせいで担任には「模試ができるから調子に乗ってサボっている生徒」と思われてしまったようで、まあまあ目の敵にされてしまいます(笑、分かる人には分かる言い方)。「この模試の成績はたまたまだから、こんなに実力があるわけないから」と念を押されたことや、再試験を受けるとき「どうせ無理だろうけど、せいぜい頑張って」と言われたことを今でもはっきりと覚えています。

そんなことがあり、気付くと鬱になっていました(とつぜんの!)。何も無いのに涙が止まらない、電車の中など人前でも突然涙が出る、毎日死ぬことを考える、明日が永遠に来ないように祈る、一生目覚めたくないと思いながら眠りにつく、など(ブラック企業の社員かな…)といった感情にかかわることや、何をしていたか分からず気付くと朝になっている、自分が起きているか寝ているかよく分からない、一日の記憶がない、文章や会話が理解できない、という生活にかかわることなど、様々な面で問題が生じていました。そのときは頭痛や生理痛も「死んだほうがマシ!はやく殺してくれ!はやく!!」というくらい本当に酷くて、身体的にもガタがきていたのかなと思います。これらは精神的な要因だけでなく、おそらく課題をやるために睡眠時間を削っていたことも要因として挙げられると思います。というのも私は受験期でも1日に合計10時間寝ていたほど睡眠時間が長く、それを無理やり5時間や4時間に縮めていては問題が起きないほうがおかしいというものです。

そんなとき母親が、私が一番得意としていた(学年2位止まりですが…)英語を中心に受かりそうな大学を探してくれました。それが現在通っている大学です。担任にこの大学を志望することを伝えると、賛同して高3時から私文クラスに進むことを勧めてくれました。この大学はセンター数学IAで受験できるので、もう数学を勉強しなくてもいいと思うと気が楽になり(当時担任に数学について徹底的に指摘されかなり嫌になっていて、何でもいいからとにかく逃げたいと感じていました)、同時に担任に何か言われることもなくなったため、あらゆるストレスから解放されました。数学の担当教員には変わらずテスト用紙に貶し文句を書かれていましたが、それも気にならなくなりました。そして高2のとき志望大学の過去問を解いて「これは落ちないな」と思い、それから受験までは本当に気楽に過ごすことができました。受験はメンタル第一、というのが持論です。(数学を勉強しなくなり、高2になっても変わらず模試の数学の成績が悪くなかったのを見た同じ担任が今度は数学の難しい国立大学を勧めてきたというのはまた別の話ですが、おかしいですよね?何がしたかったんでしょう)
高1のそのときまでは理系志望にしており元々精神医学などを勉強したいと思っていたのですが、文系に進み得意な言語から興味のある精神や認知について探求することができ、加えて楽しい先輩や同期にも恵まれ非常に満足しています。まあ結果オーライかなと思います。はっぴーなので。


散々自分語りをして何が言いたいかというと、努力ではどうにもならない得意不得意は間違いなく存在するので、その不得意が原因で自分を責めたり(無意識のことが多いようですが)しないことが大事だなと思います。もし自分を責める人がいれば無視、それができなければ排除するか逃げるかの二択だと思います。私の元担任の場合は、おそらく私のためか自分の評価のための頑張りだったんでしょうけどね。善意は人をどこまでも残忍にできる、ってな。

もしも今病みそうな人がいたら、それは本当に自分が苦しむに値することなのか、どうにかして避けることはできないか、今一度考えてみることをおすすめします。あと睡眠。