おれの日記

思いつき記録

笑ってはいけない〇〇

小学校1年生のとき、先生が黒板に間違った文字を書いたんです。それを誰かが指摘して、そのとき私は笑いました。微笑程度です。別段面白くもなかったけれど、笑い飛ばしてあげようと思って。しかし担任は怒りを含んだ強い口調でこう言いました。「あなたは最低ですね。〇〇君は優しく間違いを教えてくれたのに。人の失敗を嘲笑うなんて。」
私は何も言えませんでした。ただただ衝撃を受けました。はじめて先生に怒られたからではありません。自分が優しさで起こした行動が人を怒らせるという結果に終わったからです。

中学3年生のときクラスメイトと話していて、私は流れで笑いました。愛想笑いです。しかし近くにいた別のクラスメイトは心底呆れたような顔でこう言いました。「は?何が面白いの?」
私は笑うことしかできませんでした。愕然としました。普段囁くような声のクラスメイトが驚くほど低い声を出したからではありません。気を遣って起こした行動が、人を苛立たせることになったからです。



笑ってはいけない。24時間どころではなく、365日。他人と同じ空間にいるときはいつでも。

私はそう思いながらも、笑いの無い空間に怯え、笑いが怒りを生み出すことに恐れ慄き、いつだってヘラヘラしています。




あはは。