おれの日記

思いつき記録

はじめました

「はじめまして」じゃないのかよ!
と思われた皆様、「ブログはじめました」の略です。そしておそらく初対面ではないと思われます。(初対面の方ははじめまして。心より歓迎いたします)

「はじめまして」という言葉は基本的に初対面の相手に対する挨拶として使用されますよね。(皮肉で使うこともありますが)この言葉、何なんでしょうか。
まず、「はじめ」の漢字は「初め」なのか「始め」なのか。"初"対面の相手に声をかけるという意味合いから考えると、「初めまして」のほうが適切かと思われます。しかし「はじめまして」を言い切りの形にした場合「はじめます」「はじめる」となり、現代語として自然に解釈しようとすると動詞の「始める」の形に当てはまるような気もしますよね。ただそのへんは何らかの力が働いて、たとえば「初めてでございまして~」のように長かったものが「初めまして」と省略されたのではないかと考えることにしようと思います。そもそも「初めて」も「始める」も同語源である可能性が極めて高いですし。

そしてこれ、英語だと"Nice to meet you."や"How do you do."という感じに訳されるかと思います。この後者のフレーズ、英国以外では死語のようなものですが、私が昔英国に行ったとき"How do you do?"というようにクエスチョンマークをつけて書いたところ訂正されまして、質問の意図を持たないのでクエスチョンマークはつけないのよと言われました。へえ~。その後日本で見た英語教材にはクエスチョンマークがついていたんですけどね。

こうして同じ場面で口にする言葉を日本語と英語で比較すると、やはり英語のほうが意味が直接的に込められている気がします。日本語は、「はじめまして、○○○ます」「こんにちは、○○ですね」というように後半の大事な部分が省略されてしまうというか。ただ、挨拶のフレーズに明確な意味がないからこそ、表現やコミュニケーションの幅が広がると思うんです。決まり文句だけを言うのではなく、心の声を発信していきたいものですね。

冷やし中華、はじめました。